Quantcast
Channel: スポーツナビ+ タグ:静岡
Viewing all articles
Browse latest Browse all 43

2014甲子園~2日目~

$
0
0
今日は2日目となりました。今日からは4試合が行われます。ファンとしてはやっぱり4試合も観れるとお得感もあったりするんですがそれもどのゲームも素晴らしいゲームを演じてくれる各チームの選手たちのおかげだと思いますし、選手たちにはホントに感謝の気持ちが一杯です。今日は雨で開始時間も遅れてしまいましたがしっかり無事に開催することが出来ました。では今日も熱戦続きとなった4試合を振り返っていきましょう!第一試合日南学園3-11東邦このゲームは東邦が終始ゲームのペースを掴み優位に進めましたね。打線も20安打11点を挙げましたし各選手とも振りも鋭く素晴らしい当たりを連発していました。日南学園も地方大会では失点がたったの1、投手を中心に守り勝つチームという印象なだけに果たして東邦の打線がどれだけ良い攻撃が出来るかと思っていましたが。素晴らしい攻撃だったと思います。やっぱり序盤の段階で毎回のように得点を重ねリードを奪ったことが日南学園の本来の野球を出させなかったですよね。そしてそのリードを奪った後にキッチリとそのリードを守ったのが1年生の藤嶋くんでした。愛知大会の決勝で先発し見事に完投勝利を挙げ甲子園を手繰り寄せた藤嶋くんが甲子園でどれだけのピッチングを見せられるか注目でしたが。持ち味を存分に発揮できたんじゃないでしょうか!ホントに気迫も全開でマウンド捌きも堂々としていましたし、甲子園の舞台でも全く慌てる様子がありませんでした。バッティングもセンスを感じましたし、これからが楽しみです。ナイスピッチングでした!第二試合静岡4-5星稜このゲームは石川大会の決勝で9回に8点差を逆転勝ちというホントに劇的な勝ち方をしてきた星稜が甲子園でどういう戦いを見せられるかというところに注目が集まりましたが。今日も逆転勝ちという形で星稜がモノにしましたね!序盤は岩下くんもコントロールが少し不安定で静岡のペースでゲームも進んでいましたが中盤以降、岩下くんが見事に立ち直り本来のピッチングを展開、それで流れを星稜に引き寄せることが出来たんじゃないでしょうか。 7回こそ失点しましたが中盤以降はゲームをしっかり作り直しましたからね。ナイスピッチングだったと思います!対する静岡としてはやっぱり7回のミスが続いてしまったのがもったいなかったですよね…。決してミスも難しい打球とかではなかったと思いますし、少し気持ちに焦りがあったのかプレーにも少しそれが出てしまってエラーが続いてしまったかなと。それこそリードしていた状態でも星稜の決勝戦のイメージがあって選手たちの中にももしかすると無言のプレッシャーというのはあったのかもしれませんよね。それが痛いミスとなって結果に出てしまいましたね…。辻本くんもホントに粘りのピッチングをしていたので紙一重だったと思うんですけどね。本来はミスも少ないチームですし、伝統もあるチームですからなんとか来年もまた頑張って甲子園の舞台に帰ってきてもらいたいチームです!第三試合日本文理5-2大分このゲームは日本文理の飯塚くん、大分の佐野くんの投げ合いに個人的に注目していたのでゲーム前からホントに楽しみにしていました。果たして二人がどういうピッチングを見せてくれるのか、そして両チームの打線が彼らを攻略するのか。注目は尽きませんでしたが。どちらのピッチャーも決して状態は良かったとは思いませんし、少し本来のものは出せていなかったように思います。飯塚くんもコントロールに苦しんでましたし、佐野くんももう少し真っすぐ主体のピッチングでいくのかな?と思っていましたが変化球主体のかわすピッチングでしたからね。ただ、その中でどちらも粘り強いピッチングを見せてくれたんじゃないでしょうか。味方の守備も無失策で両ピッチャーを盛り立てていましたしホントに締まった好ゲームでした。そこで結果を分けたものはやっぱり強力な日本文理打線の底力ですかね。下位打線からチャンスを作り飯塚くん自らの勝ち越しタイムリー、そして2年生星くんのホームラン。一瞬のスキを見事に突くことが出来ていたし、好投手相手に少ないチャンスで一気に畳み掛けることが出来ましたね。さすが日本文理といった感じでしたね!大分も初出場ながら佐野くんを中心に守備も鍛えられていてホントにレベルの高いチームでした。また甲子園で見たいチームですね!第四試合大垣日大12-10藤代このゲームは言葉では簡単に片付けられない素晴らしいゲームでしたね!甲子園ではタイ記録となる8点差逆転のゲームですからね!記録にも、そして観た方の記憶にも残るようなそんなゲームだったと思います。もちろん逆転した大垣日大も素晴らしいですし、逆転こそされましたが藤代は序盤は完全に主導権をモノにすることが出来ていたし、ホントに苦しい状況でもひたむきなプレーで食らいついていました。この姿には生で観ていて心打たれましたね!このゲームの中で勝負を分けたものがあるとすれば二つ、それは初回に4点返せたことと二番手の滝野くんの好リリーフですよね!やっぱり初回に8点を取られるという経験はこれまでの地方大会などを通じてもほとんど無かったでしょうしチームの中にも焦りなんかもあったでしょう。それをその裏にすぐ4点返せたことでまだまだ諦めないという雰囲気がチーム全体にも浸透したと思うしそれがその後にも繋がったのかなと。そして何より滝野くんの好リリーフでしょうね。 5回に2点を奪われリードを6点に広げられたところでマウンドに上がったわけですがそこからテンポの良いピッチングでヒットも打たせず流れを完全に大垣日大に引き寄せましたよね!ホントに打線の粘りも見事であることは間違いありませんがそれを引き寄せたのは間違いなく滝野くんのピッチングです。 9回の藤代の見事な粘りにもなんとか粘り勝ってゲームを締めましたし。ホントに今日のヒーローで間違いありません!しかしやっぱりこのゲームはホントに両チームの素晴らしい執念があったからこそこれだけのゲームになったと思うしホントにナイスゲームでした!藤代の選手も悔しさは並々ならぬものがあると思いますが胸を張って茨城に帰ってほしいですし下級生の選手たちはこの悔しさをまた新チームになったときに活かして甲子園に戻ってこられるよう頑張ってもらいたいですね!特に二番手でマウンドに上がりながらアウトを奪えずに降りることになってしまった山崎誠くんの悔しさは相当なものでしょう。気迫のピッチングを見せてくれた竹内くんの良いところをドンドン盗んでまた来年、大きくなって帰ってきてほしいです!今日もホントに逆転あり、そして1年生の活躍ありと素晴らしいゲームが続きました。高校野球の魅力が詰まったようなゲームがこの大会もよく見られますよね。明日もそういう戦いに期待したいものです!

Viewing all articles
Browse latest Browse all 43

Trending Articles